カープ投壊…今季ワースト14失点 床田背信8失点KO「情けないです」

 「ヤクルト14-5広島」(18日、神宮球場)

 ヤクルトのスコアボードに次々と得点が刻まれた。16安打を許し、失点は今季ワーストを更新する「14」まで膨らんだ。広島・床田寛樹投手(25)が4回1/3を10安打8失点でKO。高橋樹、矢崎の中継ぎ陣も打ち込まれた。投壊が敗戦につながった。

 左腕は三回までに3失点。4-3の五回も踏ん張れない。山田哲に勝ち越しを許す左越え2ランを被弾。傷口を最小限に食い止めたい場面でも、さらに連打を浴び失点した。坂口に右前打を許したところで降板を告げられた。

 球が真ん中付近に集まったのが集中打を浴びた原因。床田は「立ち上がりに失点をしてしまい、その後に逆転をしてもらったのに、そこから粘る事ができなかった。情けないです」と肩を落とした。

 六回から出番が来た高橋樹は1アウトしか奪えず3失点。矢崎は回をまたいだ七回に村上に3ランを許した。沢崎投手コーチは救援陣について「登板間隔が空いて難しいんだけど、結果を出さないと生き残っていけない世界。やっていってほしい」と、次回登板での奮起を期待した。

 先発陣は大瀬良、K・ジョンソンが不在。中継ぎは若鯉が多く世代交代が進んでいる。佐々岡監督は「みんなでカバーし合いながらやっていかないといけない。もう一度、気を引き締めて」と力を込めた。

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