広島・佐々岡監督が投手陣に苦言「(先発は)1週間ある。何をしていたのか」

3回、宮崎(奥)に2ランを浴びる遠藤(撮影・立川洋一郎)
6回、DeNA・宮崎に勝ち越し打を打たれ、柴田(奥)の生還を許した広島・ケムナ誠=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
力なくベンチへ戻る広島・島内=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-8DeNA」(6日、マツダスタジアム)

 広島はまたも投手陣が崩壊し、1引き分けを挟んで3連敗。借金は今季ワーストを更新する9に膨れた。先発の遠藤は3回4安打4失点。初回から制球に苦しみ、5与四球。佐々岡真司監督は「立ち上がりが課題と、ずっと言ってきている。毎回毎回(同じ)。リリーフと違って(先発は)1週間ある。何をしていたのか」と猛反省を促した。

 チームは4試合連続で先発が5回持たずに降板。長野の一発で逆転した直後の六回には3番手・ケムナが2失点。七回には島内が佐野に左中間へ2点二塁打を打たれ、ダメを押された。

 3試合で計30失点の投手陣に指揮官は「ピッチャーが全て。この3試合、何点取られているのか」とイライラを募らせた。9月は6試合で計46失点、1試合平均7・7失点と投壊が続く。

 前日8失点の大瀬良も、この日出場選手登録を抹消された。4日に抹消されたK・ジョンソンに続いて開幕前には先発の柱として期待された2人が戦列を離れる現状。台所事情の厳しさは増すが、佐々岡監督は「こうなった以上は、居る者でやらないといけない」と必死に前を向いた。

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