広島・中田 1軍昇格即好結果 1回三者凡退「終盤を任されるように」
「広島1-4中日」(12日、マツダスタジアム)
1軍に昇格した広島・中田廉投手(30)が九回に登板し、1回を無失点に抑えた。
先頭の大島を中飛。京田を一ゴロに抑えると福田を三振で三者凡退に打ち取った。
「結果を出すこと。ゼロで抑えるように意識しました。自分の中のテーマである初球の入りを大事にしている」と振り返った。
ここ、1、2カ月は脱力投法をテーマに掲げながら鍛錬を積んできた。「一試合一試合を大事に。投げるならいいポジションでやりたい。終盤を任されるように、結果と内容を求めていきたい」と勝利の方程式入りに意気込んだ。
ここまでウエスタン・リーグでは8試合に登板。1勝0敗1セーブ。防御率1・23と安定した投球を見せている。1軍でも2試合に登板していたが、7月30日に選手登録を抹消されていた。この日、一岡竜司投手と入れ替わり1軍に昇格したばかりだった。