広島・遠藤、5回2失点で降板 粘りの投球も3勝目はならず
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「広島-阪神」(9日、マツダスタジアム)
先発した広島・遠藤は5回3安打2失点で降板。踏ん張っていたが球数が五回で103球となり、その後の攻撃で打順が巡ってきたところで代打を送られた。
二回、先頭の大山に左中間へ二塁打を許し、連続四球で無死満塁と大ピンチを迎えた。ここで梅野の三遊間への打球を遊撃・田中広が好捕して二塁フォースアウト。先制点を与えたが、バックにも助けられ最少失点で切り抜けた。
三回は2死二塁で大山の左翼への当たりにチャージをかけた左翼・長野が及ばず、ボールは外野を転々。タイムリー三塁打で2点目を奪われた。
しかし四回、五回を無失点で抑え、リズムを作った。前回登板した2日の巨人戦(東京ドーム)ではプロ初完投を達成した遠藤。今季3勝目とはならなかったが、粘りの2失点は次戦につながっていくはずだ。