広島・長野が起死回生の今季1号同点3ラン ヤクルトは投手交代が裏目に
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「ヤクルト-広島」(4日、神宮球場)
広島・長野久義外野手が今季1号となる値千金の一発を放った。
3点を追う七回。広島は1死一、二塁のチャンスをつくると、菊池涼に代打ピレラで勝負に出る。しかしヤクルト先発・高梨の力勝負に、ピレラは捕邪飛に倒れる。
ここでヤクルトは高梨から2番手・マクガフに交代。ところがこれが裏目となった。
続く打者はこの試合「3番・左翼」でスタメンの長野。1ストライクからの2球目148キロを右翼へ。伸びた打球はそのままポール際へ飛び込む同点の3ラン。長野にとってうれしい今季第1号となった。ヤクルトは好投した高梨の白星が消えた。
長野は球団を通じて「みんなでつないだチャンスだったので、ランナーを返すことができて良かったです」とコメント。ベテランの一振りで試合は振り出しに戻った。