広島連敗 大瀬良抹消と二重苦…佐々岡監督「居るメンバーでやっていくしか」

 9回、空振り三振に倒れた堂林(撮影・堀内翔)
 7回、投手交代を告げにベンチを出る佐々岡監督(撮影・堀内翔)
 試合後、舌を出しながらベンチを後にする中村奨。右は大盛(撮影・堀内翔)
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 「DeNA6-2広島」(25日、横浜スタジアム)

 広島がDeNAに2連敗を喫し、最下位に転落。借金は今季ワーストの6に膨れた。

 前夜のサヨナラ負けのショックを払しょくしたかったが、先発・床田が4戦連続で初回に失点して序盤から主導権を握られた。四回に2点を奪うも、相手の守備が乱れての得点でDeNA先発・今永を攻略できなかった。

 2-6の八回は無死満塁のビッグチャンスで無得点。DeNA2番手・エスコバーは150キロ台後半を連発し、気迫あふれる投球の前に磯村、田中広が連続三振。代打・長野も凡退した。結局8安打10残塁で、適時打は0本。好機であと一本を出せなかった。

 試合前にはエース・大瀬良が出場選手登録を抹消され、敗戦とともに二重苦となった。佐々岡監督は「チーム自体、痛いですけど、居るメンバーでやっていくしかない」と必死に前を向いた。

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