「広島９－２ヤクルト」（１７日、マツダスタジアム）

　今季初めて３番に入った広島・堂林が初打席から４打席連続安打で、この日５打数４安打をマークした。

　初回の第１打席にエンタイトル二塁打。第２打席は右中間、第３打席は左中間と３打席連続二塁打で猛打賞の大爆発。さらに、六回にも無死一塁で左前打を放ち４の４とした。

　後に控える２人がきっちりと打点を稼いでいるのも見逃せない。六回の攻撃では鈴木誠が適時打、そして松山は待望の今季１号となる３ランを放ち、ファンを沸かせた。

　堂林は試合前の打率は・４２０からさらに伸ばして、・４４６と勢いが止まらない。堂林がチャンスを作り、鈴木誠と松山が打点を稼ぐという形が、この試合はピタリとはまっている。

　この日の３人の打撃成績は以下の通り。

３番・堂林　５打数４安打

４番・鈴木誠４打数３安打３打点

５番・松山　４打数２安打５打点１本塁打