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広島・佐々岡監督、鯉党の前で初采配はサヨナラ負け 菊池保、フランスア悲弾…

 「中日3-2広島」(10日、ナゴヤドーム)

 佐々岡真司監督(52)の、ファンの前での初采配。勝利にあと一歩、及ばなかった。広島は中日にサヨナラ負けを喫して2連敗。今季2度目の延長戦で、今季3度目となるサヨナラ負けとなった。1点リードの九回には新守護神の菊池保が同点を許し、延長十回にはフランスアが被弾。開幕から不安だったブルペン陣の再整備が急務となった。

 命綱のもろさが、顕著に現れてしまった。勝利を視界に捉えた最後のアウト3つが、奪えない。逃げ切りを図りたい場面で相手に追いつかれ、最後は前に出られてしまう。有観客で迎えた初戦は、ファンにもチームにとっても痛い敗戦となった。佐々岡監督は試合後「こういうゲームを取らないといけないところで…」と言葉を絞り出した。

 同点の延長十回。攻撃陣は三者凡退に倒れて勝ちはなくなり、引き分けに持ち込まなければならなかった。だが、4番手のフランスアが1死から4番・ビシエドに左中間へのサヨナラ本塁打を浴び、あっけなく試合は幕を閉じた。

 ビシエドの被弾はカウント2-1からだった。相手有利のカウントで149キロの直球を、いとも簡単に運ばれた。ブルペンを預かる横山投手コーチも「一発だけは警戒というところで、ストレートを1、2、3(のタイミング)で本塁打されている。考え方も含めて、まだまだ」と肩を落とした。

 1点リードで迎えた九回には、新守護神の菊池保が登板。しかし先頭の井領に中前打を許し、続く京田のバントを自らが悪送球。取れるアウトを取れず、勝利の女神は遠のいていった。その後犠打と四球で1死満塁となって1番・大島に犠飛。土壇場で振り出しに。

 開幕からリリーフ陣は不安だった。守護神に据えたスコットは2敗を喫し、救援失敗が目立って2軍降格。菊池保が前カードのDeNA戦からクローザーを務めている現状だ。しかし、右腕は8日にプロ初セーブを挙げたばかり。酌量の余地はある。

 フランスアや、この日で開幕から7試合連続無失点と成長著しい塹江がいるが、確固たる「勝利の方程式」はまだ手探り。指揮官も「しっかり(救援の)形を作りたいというところがある」と歯切れが悪い。サヨナラ負けは早くも今季3度目。有観客初戦で敵地でも多くのカープファンが手拍子で声援を送った。ファンの後押しをフイにしないためにも、中継ぎ陣の意地を見せなければならない。

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