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広島・中崎、救世主になる!今村とともに9日1軍昇格、総崩れの救援陣立て直しじゃ

 広島の中崎翔太投手(27)が9日の阪神戦(マツダ)から1軍に昇格することが8日、分かった。昨年11月に「右膝半月板部分切除」の手術を受けたことで、今春キャンプは2軍スタート。その後は順調なリハビリ期間を経て、3月から実戦復帰していた。開幕を前に1軍は救援陣の再編が急務。経験と実績を併せ持つ中崎の存在は大きな力になる。また、今村猛投手(29)も1軍に合流する。

 中崎が帰ってくる。1軍に合流するのは、昨年8月26日に出場選手登録を抹消されて以来だ。同年11月に受けた「右膝半月板部分切除」の手術から復帰。中継ぎの立て直しが急務のチームにあって、右腕が救世主となる。

 5日は佐々岡監督がバックネット裏から見つめる中、鳴尾浜での阪神2軍との練習試合に七回から登板した。直球の最速は147キロを計測。1回を無安打1三振で無失点に抑えた。7日の同戦は八回から出番が来た。2死後、中谷にソロ本塁打を被弾したものの球には力があった。

 救援陣がピリッとしない。3日の阪神戦で一岡が2/3回で8安打7失点、フランスアも1回1失点と踏ん張れなかった。救援陣だけで計10失点。5日からのオリックス戦でも菊池保や塹江、高橋樹らベテラン、若手ともに結果を残せなかった。2日からの対外試合6試合で勝利の方程式の確立を含め、メンバー選考は進んでいない。

 佐々岡監督は対外試合を前に2軍を含めたチーム内での競争を促してきた。9日からは2人の投手に代わり、中崎と今村を昇格させることを決めた。

 「(中崎と今村は)最初はどのポジションでもやってもらう。そこから、投げて信頼を勝ち取ってほしい。中継ぎが今、なかなか機能していない。2人は経験も実績もある」と期待を言葉に換えた。

 中崎にとっては、守護神の座を奪い返す戦いが始まる。3月に実戦復帰。分離練習期間にはフォームを固めたり、再びチェンジアップに挑戦したりと時間を使ってきた。

 自身が胴上げ投手となった16年のリーグ優勝を決めた巨人戦をテレビの再放送で目にしたときには「もっとうまくなろう、良くなろうと思った」という。さらに強くした向上心を胸に前へ進んできた。

 「開幕日が決まり、6月に入ってから周囲も自分もピリピリしてきた感じはあります。それくらいから試合に向けて気持ちが入ってきているし、良い感じで調整できている」

 19日に迎えるDeNAとの今季開幕戦まで残り6試合になった。一歩一歩、進んできた完全復活への道のりは、9日の阪神戦から新たなステージに入る。

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