広島・松山、開幕1軍あきらめん「若手にも外国人にも負けるつもりない」
広島の松山竜平外野手(34)が開幕1軍入りへ意欲を示している。コンディション不良のため、5月25日から3軍でリハビリ調整に励んできたが、その後は順調な回復ぶりを見せている。完全復活を遂げ、実戦で結果を残すことで6・19開幕戦に間に合わせる構えだ。
開幕1軍を諦める気は毛頭ない。コンディション不良のため、5月25日から3軍でリハビリ調整をする松山が、順調な回復ぶりを見せている。「だいぶ、いい。強度を上げていくだけ」と話した。
大野練習場では、正面の打球のみでの守備練習や軽いダッシュにとどめるなど、まだ完調とまではいかない。それでも当初より回復具合については「ちょっとは早くなっている」と表情を緩めた。
まずは19日の開幕戦に間に合わせることを目標に掲げる。「この状態だったらいけるというのがある」と前向きに着々と準備を進めている。
対外試合再開前の分離練習では、選手のモチベーション維持が難しい中、「逆に切り替えて。よく言えば、チャンスでもある」とプラスに捉え、体を鍛え直した。「打撃の方でパワーアップしようと思って、ずっとウエートもやっている」と熱心に筋トレに励んできた。
1軍は一塁を争うメヒアらライバルが好調を維持する。「焦りはないと言ったら、たぶんウソになると思うが、そこまで僕はない。自分のやるべきことをやって、実戦に入って結果を残す準備はできている。若手にも外国人にも負けるつもりもないので」。強い対抗心を燃やす背番号55が、6・19に向けて完全復活を果たす。