広島が対外試合13連敗 20イニング連続無得点 唯一の安打野間もけん制アウト
「練習試合、オリックス5-0広島」(5日、京セラドーム大阪)
広島がオリックスに完封負けを喫し、3月7日の西武戦(マツダ)から2分けを挟んで、対外試合13連敗となった。
この日はオリックス先発・山岡の前に序盤から抑え込まれ七回まで野間の左前打1本に封じ込められた。野間の安打から好機を拡大させたかったが、山岡のけん制でアウトとなり、結局三人で攻撃が終了。山岡には7回1安打と快投を許し、得点の糸口すら作れないまま八回、九回はいずれも継投の前に三者凡退に終わった。
得点は、3日の阪神戦(甲子園)で七回に磯村の犠飛で1点を挙げて以降奪えておらず、この試合が終わって20イニング連続無得点となった。
投手陣は開幕投手に内定している大瀬良が4回2安打無失点と好内容。しかし中継ぎ陣が計5点を失い、未確定の「勝利の方程式」がなかなか見えてこない現状。打線に元気がなく、チームとしても勝ち星から遠ざかる現状に佐々岡監督は「救いは、まだ練習試合というところ。残り8試合の中で準備するだけ」と前を向いた。