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広島・九里、4回1安打0封 開幕ローテへ大前進「思い通りの投球できた」

 「練習試合、阪神10-3広島」(3日、甲子園球場)

 広島の九里亜蓮投手(28)が3日、阪神戦に先発し、変化球を低めに集めた丁寧な投球で4回を1安打無失点に抑える好投。アピールに成功し、薮田、遠藤と争う残り2枠の開幕ローテ入りに向けて一歩前進した。し烈な争いを勝ち抜くため、さらに鍛錬を積んでいく。

 躍動感のあるマウンドだった。はつらつとした表情で九里は打者と対峙(たいじ)した。「ある程度、思い通りの投球はできた」と心地いい汗を拭った。

 直球、変化球ともにさえた。初回、先頭の糸井を直球で空振り三振に打ち取るなど三者凡退。二回は先頭のボーアに右翼フェンス直撃の安打を浴びるなど、1死一、二塁のピンチを招いたが、原口を三ゴロ、木浪を遊ゴロに抑えた。三回は糸井を直球で2打席連続の空振り三振に斬るなど4回で4奪三振。昨季3勝1敗と相性がいい猛虎打線を沈黙させた。

 直球は最速148キロを計測。速球とツーシームを軸に、低めに集めた丁寧な投球で凡打の山を築いた。「ゾーンの中に自分の球を投げることをしようとマウンドに上がった。真っすぐがしっかりと投げられていた中で、その腕の振りで変化球も投げることができた」とストライクゾーンでの勝負を心掛けながら投球した。

 佐々岡監督は「(練習試合前の)この期間でしっかりと打者を想定してブルペンで投げ込みをしていた。球数も投げ、その成果がこういう結果になった。この内容を続けてくれれば」と期待を寄せた。

 開幕ローテは大瀬良、K・ジョンソン、ドラフト1位・森下(明大)、床田の4人が決定的。残り2枠を薮田、遠藤と争っている。当確かという報道陣の問いに指揮官は「当確はね…」と苦笑いを浮かべる。まだ確定ではないものの、ローテ入りに前進したことは確かだ。九里も「そこに入りたい気持ちは強い」と意欲を示す。

 対外試合前の集合練習では低酸素マスクを着用し、持久力向上に励むなど努力を重ねた。「しっかりとトレーニングを継続した結果。少ない日数の中で工夫してできていた。いい方向につながると信じたい」と前を向く。

 「ここで満足せず、詰めるところは詰めていきたい」とさらなるレベルアップを口にした右腕。今後もアピールを続け、自らの手で確定ランプをともしてみせる。

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