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広島ドラ1森下 150キロ 紅白戦で3回無失点で開幕へ準備万端

 紅組で先発し、3回無失点の好投を見せた森下(撮影・立川洋一郎)
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 「広島紅白戦、白組7-2紅組」(30日、マツダスタジアム)

 広島は30日、前日に続きマツダスタジアムで紅白戦を実施し、ドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が紅組で先発した。3回を投げて1安打無失点と上々の内容。直球の最速は150キロをマークし、開幕へ向け順調な仕上がりをアピールした。開幕までの実戦機会は2試合。完璧な状態で自身の初陣を迎えるべく、即戦力ルーキーが最終仕上げに入る。

 誇らしげな表情は浮かべなかった。レギュラークラスに挑んだマウンドで3回1安打1四球無失点。森下は「最初は良かったけど、三回はバラツキがあった。そこは、なくなるように」と冷静に振り返った。無失点の結果には決して胸を張らず、細かな反省点を分析して今後につなげていく姿が何より尊い。

 試合で投げるのは3月22日の中日戦(マツダ)以来。初回、先頭の田中広を初球146キロの直球で遊ゴロに仕留め、続く菊池涼を二ゴロに料理した。3番・長野を力のない遊ゴロに打ち取って三者凡退と、上々の立ち上がりを披露した。

 二回は先頭の4番・鈴木誠を138キロのカットボールで右飛。5番・西川を直球で左飛に封じて簡単に2死を奪った。6番・安部には粘られたが、フルカウントからの9球目、低めにチェンジアップを落としてバットに空を切らせた。

 その安部への6球目に、この日最速となる150キロを計測。「いいボールもありましたし、悪いボールもあった。常に、いい球が投げられるように意識してやりたい」。新人離れしたマウンドさばきを見せつつも、納得のいく球の確率をさらに高めていく。

 三回は先頭のメヒアに四球。「普通なら送りバントなどの場面。きょうは打ってきたけど、足の速い走者ではなかったので」と落ち着いて状況を把握して1死を奪った。その後、坂倉の左前打で一、二塁とされたが、石原慶を外角カットボールで一ゴロ併殺に打ち取ってピンチを脱した。

 23日に行われた実戦形式の打撃練習では、セットポジションからの投球を次回の課題にしていた右腕は、走者を背負っても無得点で、一歩前進した姿を見せた。直球とカットボールに自信を深め「カーブとチェンジアップの精度をもう少し上げたい」と緩急の有効活用に意気込んだ。

 開幕ローテ入りは確定的で、残る実戦機会は2試合の見通し。「持っていかないといけない」と100%の状態まで仕上げることに、腕をまくった森下。足音が聞こえてきた自身の初陣へ、最高の状態を目指していく。

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