広島の大瀬良大地投手が24日、マツダスタジアムでの分割練習後に取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、無観客での開幕が確実な情勢となり「残念だけど与えられた環境でやっていくしかない」と思いを言葉に変えた。
「頑張れという声が聞こえるんです」。孤独と言われるマウンド。背中を押され、ピンチを乗り切ったことは数多い。それだけに無観客での登板は複雑だ。
現在チームは1勤1休。過去に経験がない日々に、作り上げた肩や体を維持していくことは簡単ではない。「テレビ越しになるかもしれないけど良いものを見せたい」と力を込めた。