広島・島内が変化球のリリースポイント修正 ブルペンで120球
広島の島内颯太郎投手が21日、廿日市市の大野練習場でブルペンに入った。120球を投げ、変化球のリリースポイント修正に手応えを感じ取った。
「真っ直ぐと同じ場所で放せるようになってきた」
現在は強化指定選手として3軍で自身の課題と正面から向き合う。変化球時のリリースポイントだ。回転数などを数値化できるラプソードで計測したところ、直球と変化球で違いがあった。わずかな違いでも、打者からすれば球種を特定するカギになる。修正が必要だった。
試行錯誤して左足を上げたときに間を作るなどフォームの見直しを行った。「良くなってきました」。投げ急もなくなり、直球と変化球を同じ高さとタイミングで投げられるようになってきた。
「ずっと時間がある訳じゃない。集中してやっていく」。課題克服へ力を込めた。