白血病告白の北別府氏 ドナーは息子だった「息子に感謝の日です」 ブログで明かす

 成人T細胞白血病療養中の元広島のエースで野球評論家・北別府学氏(62)が13日、オフィシャルブログを更新し、骨髄移植のドナーが息子であることを明かした。

 「末梢血幹細胞採取」という題名でブログを更新した北別府氏は「今回、私のドナーとなる息子の末梢血幹細胞採取の日 この日まで数回の治療で通常は5000から8000くらいの白血球数を56000まであげて本日に臨んでくれている」と報告。「3時間くらいかけて血液を採り、その中から造血幹細胞を抜いてまた、血液を戻すというもの その後、採取した造血幹細胞を冷凍保存するそうです」と説明した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で移植が延期となり「通常ならドナーから抜いた造血幹細胞を隣で私に入れていくらしいのですが 諸般の事情で私への移植は延びましたから 冷凍保存したものを私の身体へ、、、凄い医療です」とつづった。

 最後に「今日は私のドナーとなった息子に感謝の日です」と、気持ちのこもったお礼の言葉をつづっていた。

 北別府氏は1月に成人T細胞白血病であることを告白し、闘病生活に入った。すでに2クールの化学療法を終え、骨髄移植に備え自宅で療養している。

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