広島・矢崎 課題の制球力アップに努める「リリースポイントを一定にしたい」
広島の矢崎拓也投手(25)が11日、大野練習場での2軍全体練習に参加した。ブルペンに入り、直球を中心に48球を投げた。
4年目のドラ1右腕は「力がまとまってない感じがしたので、リリースに力を入れたい」と話した。見守った永川2軍投手コーチからフォームについて指導を受け、「上体が先行してしまうので、下半身から(投球に)入るようにしている」と説明した。
春季キャンプは1軍スタートも2月24日の巨人とのオープン戦では1回を2安打2四球2失点。直球が高めに浮くなど結果を残せなかった。
力強い速球が持ち味で、課題は制球力だ。「リリースポイントを一定にしたい。いいときの投球を再現してそれを反復できれば」と開幕までの時間を有効に活用し、理想のピッチングを追求していく。