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広島・誠也「一日一日を大切に」4・24開幕再々延期危機も「深くは考えない」

 広島は3月31日、マツダスタジアムで全体練習を行い、フリー打撃やロングティーなどで打力向上に励んだ。新型コロナウイルス感染拡大により、4・24の開幕が危ぶまれる声が多く上がる中、鈴木誠也外野手(25)はプロとしての自覚を持ちながら、一日一日を有効活用し、来る開幕に向けて調整を続けていく考えを示した。

 黙々とバットを振り続けた。午後から行われたフリー打撃で鈴木誠は快音を響かせた。その後はロングティーに移行。約100球をスイングし、鋭いまなざしで白球を力強く遠くへ飛ばした。「こういう状況なので、身も入りづらい」と複雑な心境を吐露したが、「自分の目標に向かって一日一日を大切にしていくことが大事」と課題と向き合いながら打力強化に努めた。

 3月28日から再開された全体練習。初日は軽めのメニューも29日からの3日間は“ミニキャンプ”と称し、野手の練習強度を上げた。最終日となったこの日も振り込みを増加。猛練習に励んだ。朝山打撃コーチは、「4月24日が開幕なら3日間振った方がいいと思った」と練習の意図を説明。1日の全休日を挟み、2日から全体練習が再開される。紅白戦を行うなどより実戦的な練習にシフトしていく予定。「選手のペースでやっていきたい」と同コーチは見通しを語った。

 各球団が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全体練習を中止に。しかし、広島は東京などの大都市より比較的感染が抑えられており、状況を鑑みながら、細心の注意を払って開幕に照準を合わせ練習を続けた。

 しかし、感染拡大が止まらない社会情勢を踏まえると、開幕の再々延期の可能性は高まりつつある。3日に控えるNPBとJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議を経てからの決定になりそうだが、いずれにせよ選手のモチベーション維持は困難な状況だ。それでも、鈴木誠は「一日をもったいなく過ごすよりは、自分のやりたいことをやる」とテーマを掲げながら、自らを律した。

 依然として先行きは不透明だが、「深くは考えない。先をみながらやっていきたい」と開幕日に照準を合わせ調整を続けていく構えを見せる。

 「やりたいことは毎日増えている。やりたいことをやれば充実する。引き出しは多くしておきたい」と広島の若き大砲は、与えられた時間を有意義に過ごすことでさらなるレベルアップを図っていく。

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