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広島ドラ2宇草が猛アピール ルーキーは森下だけじゃない!刺した、打った、走った

 「練習試合、広島2-3ヤクルト」(24日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト2位・宇草孔基外野手(22)=法大=が24日、ヤクルトとの練習試合に「1番・左翼」で先発出場し“本拠地初安打”に1盗塁と自身の武器を存分に披露した。ナイターを経験させるためこの日1軍に再合流、すぐさま首脳陣の期待に応えたルーキーは左翼の守備では好返球も見せ、攻守で輝きを放った。1軍生き残りを目指し、さらなるアピールを続けていく。

 カクテル光線が、その背中を鮮やかに照らした。巡ってきたチャンスは絶対逃さない。己が競争を勝ち抜くためには何をすべきか、宇草は十分理解していた。1安打1盗塁に好守備。1軍に再合流したばかりのルーキーが走・攻・守の全てで躍動し、自身の存在感を際立たせた。

 まずは1死二塁で迎えた三回の第2打席。「センター中心に甘い球を振っていこう」という意識で1ストライクからヤクルト先発・スアレスの2球目、スライダーを右前にはじき返した。“本拠地初安打”で好機を拡大させると、続く菊池涼の2球目に盗塁成功。自慢の快足でも魅せた。

 宇草の1軍合流には、首脳陣の狙いがあった。この日は練習試合ながら、ナイターで実施。シーズン中のナイターを想定し、対応できるための機会を与えられたことは、チームからの期待の裏返しでもある。「貴重なナイターに呼んでいただいて、ありがたい」と感謝しつつ「早く慣れたい」と意欲を示した。

 八回の守りでは2死一、二塁の場面で西浦の左前打にチャージして捕球すると、素早く本塁へノーバウンド返球。二走・村上を刺すと、ベンチでチームメートとハイタッチを交わした。課題だったスローイングも「良くなってきている」と手応えだ。

 春季キャンプから1軍に帯同し、オープン戦では打率・429とアピールしたものの、2日に2軍降格。全体的なレベルアップに時間を割いた。2軍の練習試合では守備でダイビングキャッチの美技を披露するなど、守備面でもチームに貢献。「いつでも(1軍に)呼んでもらえるように、準備はしています」と鼻息を荒くしながら、己を磨いてきた。

 佐々岡監督も「不安だったと思うけど、しっかりやってくれたと思う」と不慣れなナイターでの活躍に目尻を下げた。自身にとって初の本拠地での一戦。十分な働きを見せたが「まだまだです」と満足感はない。枯れることを知らない向上心が、22歳の若武者をさらに成長させていく。

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