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広島・中崎 2軍戦1回0封「真っすぐ主体に」2K 開幕1軍猛アピール

 「2軍練習試合、広島5-6中日」(17日、由宇球場)

 広島の中崎翔太投手(27)が、2軍練習試合・中日戦の八回に登板し、1回を無安打無失点に抑えた。11日の三菱重工広島戦以来となる2度目の対外試合は、2三振を奪うなど真っすぐに手応え。昨年11月に受けた右膝手術から順調な回復ぶりを見せる右腕が、開幕1軍入りに向けてアピールを続けていく。

 鋭い眼光で打者を圧倒した。実戦復帰後、2度目のマウンドに立った右腕は、堂々たる投球を披露し、右膝手術からの復活を印象づけた。「真っすぐを主体に。真っすぐをどれだけ投げられるかを試しながらやりました。結果的にはゼロでよかったです」と安どの表情を浮かべた。

 全く慌てなかった。先頭の8番・石橋を平凡な左飛に仕留めたが、左翼・宇草がグラブではじいて落球。いきなり無死三塁のピンチを迎えた。しかし、続く滝野を遊ゴロに抑えると、ここから自慢の直球がバシバシ決まった。

 高松はカウント2-2から空振り三振。続く岡林もカウント2-2から空振り三振に斬り、丁寧な投球で無失点に切り抜けた。「(走者が)三塁にいましたが、一つ一つのアウトを取ろうと思った。最初のアウトを取れてよかった」。順調な回復過程を裏付けるかのように、気迫あふれる本来の投球を見せた。

 守護神争いに割って入る可能性はゼロではない。現時点ではスコット、DJ・ジョンソン、フランスアが候補。スコットはオープン戦6試合で防御率3・00と安定感があったが、DJ・ジョンソンは5試合で7・71。フランスアも2試合で4・50と完璧な内容ではなかった。オープン戦を終えても抑えは決まっておらず、開幕延期の空白期間で結果を残せば、中崎が候補に浮上するチャンスはある。

 右膝手術で出遅れ今春のキャンプでは調整を余儀なくされたが、「(右膝の)不安はない。順調に練習もできている。問題はない」。1回1安打3失点だった11日のプロアマ交流・三菱重工広島戦から、確実にギアを上げてきた。

 かつてはリーグ3連覇に貢献した絶対的守護神。けがに苦しんだ昨年の悔しさを今季にぶつける。「球の力やコントロールの部分はよくなかった。全ての面でよくなるようにしたい」とこの日の反省を口にしながら前を向いた。「いつ開幕するか分かりませんが、1軍の開幕についていけるようにしたい」。完全復活に向けてさらに歩みを進める。

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