広島、エルドレッド駐米スカウトの人気健在「カントリー!」の声援
「広島春季キャンプ」(1日、日南)
広島のブラッド・エルドレッド駐米スカウトが、天福球場を訪れ初めてキャンプを視察した。
シュールストロム氏、マクレーン氏と一緒に球場入り。元チームメートと談笑するなどして、午前はブルペンでの投球練習を食い入るように見つめた。いまだにファンからの声援は多く、「カントリー」と声を掛けられると手を振って答えたり、サインをしたりした。
これからは立場を変えてカープを支える。「みんなと会話をすることができて良かった。これからは日本で成功する選手を見つけていきたい」と笑顔をのぞかせた。
昨年9月15日のヤクルト戦で引退セレモニーに参加。試合前練習のフリー打撃では、柵越えを放った。「ずっと野球をしてきた。もう引退したからね」。あれからバットは一度も握っていないという。
日南には11日まで滞在。その後は帰国し、メジャーのスプリングトレーニングを視察する予定。