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広島ドラ1・森下 輝く30球 黄金ルーキー初投げ「身体能力高い」横山コーチ絶賛

 黄金ルーキーがついにベールを脱いだ。広島ドラフト1位の森下暢仁投手(22)=明大=が17日、広島県廿日市市の大野練習場での合同自主トレで初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま、30球の球数だったが、視察に訪れた横山竜士投手コーチは身体能力の高さを絶賛。今後は春季キャンプ前に捕手を座らせて投球する予定で、背番号18を背負う将来のエース候補が徐々にその実力を披露していく。

 心地良い捕球音が室内に響き渡った。キャッチボールやノックなどをこなした後、森下は合同自主トレ初となるブルペン入り。やや緊張した面持ちでマウンドに向かうとさらに表情を引き締めた。

 肩慣らしを終えると、捕手の白浜を立たせたまま投球を開始。セットポジションから投球動作へと移行した右腕は片足立ちで一時停止し、鋭い眼光でミットを見据える。上げた左足を地面にしっかりと着地させると、全身をスムーズに駆動させながら腕を振り抜き、全球ストレートで計30球。約20分間、7~8割の力で伸びのあるボールを放った。

 ネット越しから見守った横山投手コーチは大きくうなずく。「バネのある選手だなという印象。自分のフォームが分かっており、ある程度完成されている。身体能力の高さを感じる。体もしなやかで伸びしろもある」と絶賛し、捕球した白浜も「スピンの利いた球。高めでも空振りが取れるストレート。縦振りがいい」と評価した。

 森下は「距離感などを確かめながら。思ったよりも投げられて良かったです」と“初投球”の感想を語った。今後はキャンプ前に一度捕手を座らせて投球する予定だという。

 開幕まで約2カ月。春季キャンプに入ればオープン戦を含め、より実戦的な練習も本格化してくる。開幕1軍を目指すならば、例年4月の第2週に春季リーグ戦が開幕した大学時代と比べ、調整を早めなければならない。だが高校や大学で度重なるけがに見舞われた経験があるだけに、焦りも禁物だ。

 最近ではヤクルトのドラフト1位・奥川が右肘の炎症でノースロー調整になったこともあり、この日のブルペン入りは「今の状態を確かめておきたかった」というのが大きな目的。現在の肩や肘などの状態を確認することで、これからの調整のスピードや方向性を判断していく。

 立ち投げだったが、堂々たる投球を披露した即戦力ルーキー。「とばすのではなく、徐々に状態を上げていければ」と焦らず、自分のペースで一歩ずつ歩みを進めていく。

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