広島ドラ1森下「絶対1軍」神前の誓い!開幕ローテ入りじゃ

 広島の新人9選手が9日、広島市佐伯区湯来町の「湯ノ山明神」を参拝した。18年より行われている行事で、今年で3年連続3度目。ドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=は、同神社のハリに彫られている滝を登る鯉のように、開幕1軍を勝ち取りローテ入りをあらためて決意表明。V奪回に貢献し、広島に明るい話題を届けると力を込めた。

 厳かな雰囲気に包まれながら、森下は拝殿に玉串を奉納した。二礼二拍手一礼し、開幕ローテ入りへの決意を新たにする。「チームの一員として、1年目から活躍できるように頑張りたい」と力を込めた。

 同神社は病気平癒や厄よけでも知られる。「キャンプでアピールできるように準備したい」。春季キャンプ、オープン戦での競争を勝ち抜くためには、自主トレ中の故障は最も避けなければならない。大学時代には右肩の故障で投げられなかった経験がある。深々と下げた頭には、健康への願いも込めた。

 参拝後には地元・湯来保育園の園児20人が踊る「CCダンス」を観賞し、園児自らが製作した似顔絵メダルをプレゼントされた。「子どもは好き。かわいくて仕方がなかった。(裏に)『目指せ1軍』とあった。絶対に1軍に行きます。この子たちに良い報告をしたい」と言い切った。

 大野練習場に戻ると白球を握った。ノックでは軽快なグラブさばきや安定した送球を披露した。フィールディングやけん制なども徹底的に練習してきており自信はある。総合力で開幕ローテ入りを目指す構えだ。

 「広島は温かい街だと思っています。早く赤いユニホームを着て頑張りたい」。鯉が滝を登るように、勢いよく真っすぐに目標へ突き進む。

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