ドラ2・宇草 背番号38、竹内涼真似イケメン誓う「赤松選手に泥塗らない」

 広島のドラフト2位・宇草孔基外野手(22)=法大=が8日、新入団選手会見(9日)に備えて広島入りした。背番号は今季まで赤松(現2軍外野守備走塁コーチ)が背負った38に決定。50メートル走5秒8を誇る韋駄天は“赤松魂”の継承を誓い、持ち味の積極的な打撃と快足で、アピールする。

 クリスマスツリーをバックに、宇草は武者震いした。背番号が38に決まり、「赤松選手が付けていた番号なので泥を塗らないようにしたい」ときっぱり。球団も「赤松のイメージがあった」と通算138盗塁の足のスペシャリストの姿と重ねており「チャンスがあればどんどん走っていきたい」と力を込めた。

 50メートル走5秒8。常総学院時代に出場したセンバツでは、大会最多タイの1試合5盗塁を記録した。スカウトが「(足の速さは)野間と同じぐらい」と舌を巻くほどの韋駄天だ。モットーは全力疾走。「気持ちのブレをなくすためです。打てても打てなくても。自分との戦いです」。プロでもスタイルを貫くつもりだ。

 カープには頼もしい存在がいる。広瀬外野守備走塁コーチは法大の大先輩。広島入団が決まると「おめでとう」とお祝いの言葉を贈られ、「ビシバシ鍛えていただきたいです」とカープ伝統の猛練習を志願する。

 広島を訪れるのは少年野球の全国大会に出場した小6以来、10年ぶり。「新幹線からマツダスタジアムが見えて、すごいなあと思いました」。当時、開場初年度のマツダで入場行進した経験もある。俳優・竹内涼真似と話題のイケメンルーキーが、本拠地を縦横無尽に駆け回る。

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