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中崎9年目で初の減俸 守護神に返り咲き誓い「1からのスタート」

 広島の中崎翔太投手(27)が4日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万減の1億4500万円にサインした。減俸は9年目で初。今季は36試合の登板で3勝3敗9セーブ、防御率4・08。11月には右膝の手術を受けたが回復は良好で、守護神返り咲きに意欲を示した。(金額は推定)

 2度の出場選手登録抹消に配置転換など、中崎にとっては山あり谷ありのシーズンだった。9年目で初めてのダウン提示。それでも1500万減にとどまる1億4500万円。減額幅は、これまでの貢献度が考慮された。

 「もっと下がると思っていた。結果が出ていないし(減俸は)当然。僕の成績が、チームの成績に直結したと言っても過言ではない。本当に悔しかった」。主力としての責任感を強くにじませた。

 春季キャンプから状態が上がらず「ズルズルいってしまった」。球威が戻らず、制球も安定しない。試行錯誤したことがかえって「考え過ぎてもっと駄目になった」。負の連鎖を断ち切れず、6月には守護神の座を明け渡す。同月20日に2軍再調整が決まった。

 守護神に定着した15年から4年連続で50試合以上に登板。勤続疲労もあり、11月に「右膝半月板部分切除術」を受けた。不安を取り除いて来季に臨むためだ。「球団からはもう一度、しっかりとした役職に就いて結果を残してほしいと言ってもらった。僕もそうじゃないといけないと思っている」。開幕からの守護神奪還を誓いに立てた。

 クローザー争いは激戦区の1つ。フランスアに加え、新外国人のDJ・ジョンソン、スコットがライバルになる。「プライドとかはないんです」としながらも「他の人に負けないくらい頑張りたい。できることをしっかりとしたら、結果はついてくる」と力を込める。競争を勝ち抜く自信はある。

 右膝の回復は順調。11月25日に松葉づえなしでの歩行が可能になった。現在は椅子に座ってネットスローをするなど、できる範囲での練習を継続している。12月中にランニングを開始する予定で、キャッチボールは来年1月。春季キャンプでブルペンでの投球練習を再開させる青写真を描く。

 「チームに貢献できるシーズンにしたい。1からのスタート。ポジションを奪って、しっかりとした成績を残したい」。昨季まで3年連続の胴上げ投手が、決意新たに節目の10年目に臨む。

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