三好 ダウンスイング習得でレギュラー奪取へ

 広島の三好匠内野手(26)が24日、打撃力アップに向けて、ダウンスイングの習得をテーマに挙げた。7月に楽天からトレードで加入した直後はサヨナラ打を放つなどしたが、シーズンが進むにつれて攻め方の違いに対応しきれず、打率・182で終わった。秋季キャンプでは徹底的にバットを振り込む予定で、レギュラー奪取へ課題を克服していく。

 三好が打撃フォームの見直しに取り組んでいる。意識するのは上半身の使い方。「左肩が入り過ぎないようにすることと、腕が遠回りしないようにすることがテーマです」。シンプルな2点が、ダウンスイング習得のカギになる。

 7月上旬にトレードで加入した直後は本塁打やサヨナラ打を放ったものの、快音は次第に消えていった。広島では43試合に出場し、打率・182に終わった。

 移籍直前に取り組み始めていた打撃を修正できなかった。近年、メジャーで主流の「フライボール革命」と呼ばれている打ち方。アッパースイングで打球に角度をつけ、安打や本塁打を生み出す打撃理論だ。

 パ・リーグは直球主体で攻める投手が多い。一方でセ・リーグは「変化球が多かった」。下から振り上げるスイングでは、左右、高低に制球された球を確率良く捉えられなかった。秋季練習では右肘をたたみ、構えた位置からグリップを振り下ろすイメージでバットを振っている。

 「厳しいと聞いている。でも、人より多く振らないとレギュラーにはなれない。振った数が自信になる」。来月2日からは宮崎・日南で汗を流し、新フォームを体に覚え込ませる。

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