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小園1号!初打点 カープ高卒新人39年ぶり一発が呼んだ12点大爆勝

 「ヤクルト3-12広島」(26日、神宮球場)

 広島ドラフト1位の小園海斗内野手(19)が、プロ初本塁打を含む4安打4打点の活躍で7連勝に貢献。三回2死一、二塁から、右中間に記念の一発を突き刺した。惜しくもサイクル安打は逃したが、プロ初の猛打賞。連続試合安打を今季最長の5に伸ばした若武者が逆襲の道筋を彩る。

 黄金新人に待望の一発が飛び出した。3-0の三回2死一、二塁。小園が高橋の123キロスライダーを迷うことなく振り抜き、右中間席へ突き刺した。プロ初本塁打初打点。大歓声とともに三塁ベンチへ戻ると、ナインからはたかれるなどで祝福され、満面の笑みをのぞかせた。

 「うれしいです。気持ちよく回ってました。あまり覚えていないです」。14試合目、42打席目での記念すべきアーチ。球団高卒新人選手の1年目での本塁打は、80年の長嶋清幸以来、39年ぶり7人目だ。

 9試合連続スタメン出場。二回は中前打、五回は二塁打を放ち、九回1死一塁では左翼線へ適時二塁打。「(三塁まで)行けば良かった」とサイクル安打を達成できずにちょっぴり悔いたが、4安打4打点でプロ初の猛打賞だ。緒方監督も「びっくりさせられることばかり。自信をつけてやってくれたらいい。がむしゃらに一生懸命やっている結果」と目を細めた。

 侍指揮官もうなるほどだ。視察に訪れた稲葉監督が取材対応の時間をずらしてまで、小園の第4打席を見届けた。「非凡な才能を持った素晴らしい打撃をしている。打席の中での修正だったり、一振りで決める能力の高さだったり」と振り返り「非常に強いインパクトを与えていただきました。これから見ていきたい選手の一人に入りました」と高い評価を口にした。

 幼少時には努力を習慣づける契機もあった。唯一苦手だったのは水泳。だが、母・こず江さんによると、保育園の先生から「海斗君は何でもできる。挫折を知らない。ダメでもできるようにするために、考えながらさせた方がいいのでは」と習うのではなく、自らで克服することを勧められたという。一つ一つ課題をつぶすために考える姿勢は今でも変わらない。

 チームは2戦連続2桁得点の7連勝で、4日以来の貯金1。首位・巨人とのゲーム差も6に詰めた。記念球は実家に贈るという小園は「これに満足することなく、明日も打てるように頑張りたい」と力を込めた。新風を吹き込むドラ1が、輝きを放ち続ける。

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