大瀬良7勝 侍・稲葉監督の前で復活星、電撃視察に「驚いています」

 「ヤクルト3-12広島」(26日、神宮球場)

 侍ジャパンのエース候補が、稲葉監督の前で復活の白星だ。広島・大瀬良大地投手(28)が6回5安打2失点。ヤクルト戦はデビューから12連勝。自身の連勝記録を更新し、6月5日・西武戦以来、6試合ぶりの7勝目を挙げた。

 「あれだけ援護してもらったので、いけるところまでと思っていました。勝つというのはありがたいです」

 初回のピンチ脱出が勝因だ。1番・山田哲に中前打と二盗を決められ、いきなり無死二塁のピンチを背負った。ここから真価を発揮。山崎を三ゴロに打ち取り、青木、バレンティンを連続空振り三振。六回はバレンティンに2ランを浴びたが、リードを守り抜いた。

 大瀬良を視察するため、予定を変更して神宮球場を訪れた稲葉監督もホッと一安心だ。「うまくゴロを打たせる投球はできていたと思う」と評し「ジャパンを引っ張っていく気持ちでやってもらいたいという思いは持っている」と来年の東京五輪へ期待を込めた。

 大瀬良は電撃視察に「考えても見なかったし、驚いています」とびっくり。目を丸くしながら「そう思ってもらえるのはありがたいですし、うれしい。呼んでもらえる選手になれるように一戦一戦積み重ねていきたい」と表情を引き締めた。侍ジャパンのエースへ、稲葉監督の期待に応える決意を新たにした。

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