ジョンソン 魔の1球 ロペスに痛恨逆転被弾 6回2失点好投も4試合連続勝てず

 「DeNA3-1広島」(17日、横浜スタジアム)

 明と暗を分けた魔の1球だった。広島のクリス・ジョンソン投手は言った。「そうですね…」。あの1球だけだったかと問われ、そう答えた。

 四回先頭の筒香に安打を許し、1死一塁で打席にロペス。二回にはフルカウントから変化球で空振り三振に仕留めていた。

 一転、真っすぐで攻めた。2球続けて150キロ近い真っすぐで2ストライクと追い込んだ。だが、3球目の真っすぐは内角の甘めにスーッと入った。

 はじき返された打球は左翼席中段に吸い込まれた。逆転の20号2ランとなった。

 佐々岡コーチは「あそこ、2-0からインコースに勝負にいったんだけど…」と振り返り、こう付け加えた。「その他は丁寧に投げていた」

 六回に筒香の右前打、ソトの二塁打で無死二、三塁とされたが、今度はロペスを威力のある真っすぐで空振り三振に仕留め、宮崎、伊藤光も凡退に切った。

 終わってみれば6回8安打2失点。DeNAに対してはここ2試合を計11イニングで1失点、防御率0・82。相性のいい相手だったが、たった1球が命取りになった。

 これで4試合続けて白星なしとなり6勝6敗。勝ちと負けが並んだ。左腕エースは険しい表情を浮かべたままだった。

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