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野村は“地方の鬼”7戦0敗中 妖怪伝説残る三次で奪首に貢献

 1回、打球を指さす野村(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-2中日」(21日、三次きんさいスタジアム)

 妖怪伝説が残る三次で、地方の鬼が竜を狩った。広島の野村が7回3安打無失点。4月24日・中日戦(マツダ)以来4試合ぶりの白星は、新元号・令和初勝利。鮮やかな復活劇を遂げ、今季3勝目を挙げた。

 「ゴロアウトが多く、自分のピッチングができました。全体的にまとまっていた。真っすぐが良かったです」

 地方球場では16年4月12日・中日戦(呉)から7試合負けなしの6連勝。防御率は驚異の1・15となった。今季も熊本で開催された4月17日・巨人戦で6回5安打2失点。白星こそ手にできなかったが、劇的な逆転勝利を呼び込んでいた。

 鬼は変化にも難なく対応した。今年の三次のマウンドは粘土が加えられ、例年以上に硬くなっていた。それでも「最近の地方球場はホームチームが粘土を入れているのでね」とサラリ。初回、二回と走者を許したが、その後はアジャスト。七回までスイスイ投げた。

 白星から遠ざかっている間はボールを上からたたくように修正。緒方監督が「中盤から球にキレが出てきた」と評価したように、91球と少ない球数で中日打線を圧倒した。

 チームは単独首位。「まだ5月なので、これからもチームが勝ちを重ねていければいいですね」。試合後の鬼にいつもの優しい笑みが戻った。

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