燃えるバティ 開幕から低空飛行…ラストチャンスで汚名返上打ァ!

 広島のサビエル・バティスタ外野手(27)が18日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で野手指名練習に参加した。ここまでの不振を脱却するため、前のめりになっていたフォームを修正した。復調の糸口を探り、19日・DeNA戦(マツダ)の先発・今永撃ちに闘志を燃やした。

 マツダスタジアムの室内練習場に快音が響き渡った。熊本から帰広したバティスタは球場へ直行。フリー打撃に加えて松山と共に特打を敢行し、「いろいろなところを意識した。体が前に倒れないように、真っすぐに立つことが一番です」と充実の汗をぬぐった。

 今季は開幕から低空飛行が続く。ここまで17試合の出場で打率・114、0本塁打、1打点。「3番一塁」で出場した17日・巨人戦(熊本)も4打数無安打に終わり、東出打撃コーチからは「ラストチャンスだ」とハッパをかけられている。

 迎打撃コーチは不振の原因について「ヒットが出ていないから、打ちたい気持ちが先行している。自分からボールに近づいてしまっている」と指摘。「相手を怖がらせるようなスイングをしてほしい」と復調に期待を寄せた。

 19日・DeNA戦の先発は今永だ。チームは前回12日の対戦で1安打完封負け。昨季4打数2安打と相性が良かったドミニカンも3打数無安打と抑えられ「試合に出られるか分からないけど、甘い球を狙いたい」とリベンジを宣言した。

 28日には公私にわたってサポートしてくれたクレート通訳が母国ドミニカ共和国へ一時帰国する。さみしいかと聞かれると、首を振って照れ笑い。感謝の思いをバットに乗せ、恩返しの一打を狙う。

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