バティ&堂林「小園の波乗った」 黄金ルーキーから3連発!主力不在も層の厚さ示す

 9回、ソロを放つ堂林
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 「オープン戦、ヤクルト7-7広島」(21日、神宮球場)

 黄金ルーキーの劇弾が、神宮3連発の号砲だった。4点を追う九回1死、広島は小園の2ランで2点差に迫ると、途中出場していた堂林が続いた。守護神石山の変化球を捉え、真っ赤な左中間席へ。「小園の波に乗せてもらいました。外のスライダーは頭にありました」。12打席ぶりの安打は、球場を熱狂に包むオープン戦1号となった。

 鯉のプリンスに続いたのは怪力のドミニカンだ。バティスタは直球をコンパクトに振り抜き、バックスクリーン上段へ。「あそこは連発の後で難しい場面だった。ホームランは狙っていなかったけど風が強かったので当たれば入ると思っていたよ。3連発はサイコーだね!」とオープン戦2号に大興奮した。

 カープの層の厚さを見せつけた。この試合は会沢、田中広、菊池涼、鈴木が欠場した。主力不在のアピール機会に、出番に飢えるナインが公式戦さながらの集中力を発揮。緒方監督も「打ったバッターがすごいよね、みんな」とニンマリだ。

 シーズン開幕が約1週間後に迫り、ポジション争いも佳境に入った。一、三塁で出場機会をうかがう堂林は「打席はいつも以上に減ってくると思うけど、しっかり準備を怠らずにやりたい」と力を込めた。オープン戦も残り3試合。最後まで熱い競争が続きそうだ。

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