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菊池保、仙台で恩返し投だ 東日本大震災を経験「第2の故郷」への思い

 守備練習で一塁ベースカバーに入る菊池保(撮影・飯室逸平)
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 楽天からトレードで加入した広島・菊池保則投手(29)が11日、「第2の故郷」と語る東北・仙台への恩返しを誓った。2011年3月11日に東日本大震災を経験した右腕。今季の楽天との交流戦は仙台で行われるが、開幕1軍に生き残り、古巣相手に勇姿を届けるつもりだ。

 あの日から8年が経過しても、記憶が色あせることはない。練習前、グラウンドに集まったナイン、首脳陣らは東北方面へ、黙とうをささげた。楽天から新加入した菊池保も、静かに目を閉じた。

 「(震災を)忘れてはいけないと胸に刻みました。僕たちは野球しかできない。野球で楽しませたいと思いながら黙とうしました」

 震災当日、菊池保は2軍遠征先である関東に滞在。被災地の状況はニュースなどで目にしていたが、数日後に仙台空港へ降り立ち、言葉を失ったという。

 「すごい惨状で、すごく衝撃的でした…。空港は前と景色が変わってしまっていた」

 今季の交流戦は「第2の故郷」と語る仙台で行われる。東北への思いはもちろん、古巣楽天への恩返しの思いも強い。「元気なところを試合で見せたい。そのためにも(開幕)1軍に残れるようにしたい」と決意を新たにした。

 9日のDeNAとのオープン戦(福山)は六回、1死二、三塁の場面で登板。ピンチを抑えてアピールした。「中継ぎは走者がいるところで出ることが多い。最少失点、ゼロで抑えられるようにしないといけない」。シーズン開幕まで、2週間あまり。サバイバルレースを勝ち抜き、6月の“仙台凱旋”を目指す。

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