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遠藤流血なんの!1軍合格 テストで熱投100球!紅白戦登板勝ち取った

 ブルペンで投球練習する遠藤(撮影・山口登)
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 「広島春季キャンプ」(9日、日南)

 流血もなんの!の意気を見せた。広島の遠藤淳志投手(19)が9日、1軍テストに合格。11日の紅白戦登板を勝ち取った。この日、1軍練習に参加してブルペンで100球を投げ、佐々岡投手コーチから高い評価を受けた。17年度ドラフト5位で霞ケ浦から入団した2年目右腕。つかんだチャンスを生かして、開幕1軍入りを目標に掲げた。

 球数は95球を数えていた。遠藤が96球目に選択したのはカーブだった。だが石原から「真っすぐで」とリクエストが出る。力強いバックスピンがかかった直球は、糸を引くようにベテラン捕手のミットに収まった。武器は直球。ラスト5球も思い切り腕を振り抜きテストを締めくくった。

 「緊張しました。その中でバランスよく投げようと心掛けた。ボールのキレはまだまだ。これから上げていきたいです」

 緩急をつけるカーブにスライダー、チェンジアップを織り交ぜた。30球過ぎからは右手薬指の第一関節から出血。「投げた後に親指が当たる。でも痛くないです」。何事もなかったかのようにユニホームで血をぬぐい投げ続けた。

 2軍からの推薦を受け決まった練習参加。10日以降の1軍合流はこの日のブルペンにかかっていた。「しっかりと真っすぐを投げ切れた。あさって(11日)の紅白戦に投げさせる」と佐々岡投手コーチ。最初のチャンスを確実につかみ取った。

 同級生の山口に刺激を受けた。昨年はみやざきフェニックス・リーグ直前に腰痛を発症。秋季キャンプにも参加できなかった。一方でメンバー入りした山口は、日南の秋空の下で評価を上げた。「あいつが認めてもらえるなら、自分も認めてもらいたいと思った。オフは人一倍体を動かしてた」。悔しさを胸に秘め黙々と準備した。

 2年目の右腕は、しなやかな腕の振りと前でリリースできる投げ方が特徴。目指す投手像は楽天の岸だという。「力を抜いて投げているように見えて球が来る。キレもある」。佐々岡コーチもその言葉に呼応する。「そこまではいかないにしても、腕のしなりとか雰囲気は似ている。そのレベルにいってくれたら」と期待を寄せた。

 紅白戦の内容と結果次第で15日からの沖縄キャンプの切符を手にすることができる。この日、指摘された課題は、腕を強く振ろうとするあまり顔も振ってしまうこと。修正して大一番に臨む。「アピールしたい。沖縄に行きたいし、開幕1軍も狙っています」と意気込んだ若鯉。大きな目標を胸にマウンドに立つ。

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