ドラ1小園、菊池涼と初合体!プロレベル実感「しっかり見て盗んでいきたい」

 広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=が21日、廿日市市内の大野練習場で行われている合同自主トレに参加し、菊池涼介内野手(28)と初対面を果たした。球界屈指の守備職人とともに同じグループでノックを受け、感激の様子をうかがわせたルーキー。自身も守備を持ち味としているだけに、先輩から見て、聞いて進化の道をたどる。

 小園が緊張の面持ちで名手に駆け寄った。合同自主トレが行われた大野練習場の室内。初対面の菊池涼にあいさつすると、がっちり握手を交わした。ノックでは同グループ。目の前で軽快な動きを披露する先輩を凝視し「テレビで見ているのと目の前は違う。プロになったんだなと」と改めて実感した。

 同じ内野手として、ゴールデン・グラブ賞を6年連続で獲得するなど、言わずと知れた球界屈指の守備職人は最高の手本だ。「僕たちはガチガチでしたけど、全てにおいて柔らかいのと、足を使ってノックを受けられていた。そこの意識は学ぶところです」。小園も守備を持ち味の一つとするが、一流の技術に強く感銘を受けた。

 守備の極意を見て、聞いて学び、血肉としていく。この日、技術的なことを聞くことはできなかったが、天然芝が敷かれるマツダスタジアムで「どうバウンドを合わせに行ってるか聞きたい」とし、「しっかり見て盗んでいきたい」。春季キャンプ1軍スタートが内定しており、その機会は数多くある。

 菊池涼は「ケガをしないことが一番」と助言を送った。かねてより「日本一のショート」や新人王を掲げているドラ1は「もっと守備が進化できるように頑張ります」と気持ちも新た。頼もしい背中を追い、グングンと力を伸ばしていく。

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