バティスタ猛アピール!CS出るん打 フォーム微調整で右翼方向に技アリ2安打

 「広島5-0巨人」(22日、マツダスタジアム)

 ひと味違った打撃で、首脳陣に猛アピールだ。広島のサビエル・バティスタ内野手(25)が右翼方向への2安打で2打点を記録。力に任せて強引に引っ張る姿はない。コースに逆らわない柔軟なスイングで、存在感を示してみせた。

 「意識はしていなかった。外の球をケンカせずに打ち返せたよ」。1-0の四回無死一、二塁は外角高めの直球をはじき返し、一塁線突破の適時打。4-0の五回2死二塁では、外角カーブを右前へ運んだ。

 エルドレッドに勝るとも劣らないパワーの持ち主。これまでなら「空振りか、引っかけていた」と言った。外角球に対応できたのは、石井打撃コーチの助言を受け、フォームを微調整した結果だ。

 打席に立ったとき、右足のつま先をやや捕手方向に向けた。右膝を最初から少し開いておくことで「球の見え方が変わった。外の球が振れるようになったんだ」。無理なく踏み込むことができるようにもなり、打撃の幅が広がった。

 レギュラーシーズンは残り5試合。CSメンバー入りをかけた戦いは続く。「もちろんCSには出たい。一生懸命やっているんだ」。パワーに技術を加え、サバイバルレースを勝ち抜く。

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