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広輔、鉄人ショート!カープ3人目の遊撃フルイニング達成へM2

 西川(奥)と遊撃の守備練習を行う田中(撮影・吉澤敬太)
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 広島・田中広輔内野手(27)が27日、マツダスタジアムでの全体練習に参加。球団史上3人目となる遊撃手の全試合フルイニング出場に意欲を示した。カープでは1986年・高橋慶彦と94年・野村謙二郎の2人しか達成していない快挙。大記録まであと2試合。最後までグラウンドに立ち続け、勝利に導いていく。

 気温は30度超。厳しい残暑の中で、田中はハツラツとした動きをみせた。内野ノックでは軽快に打球をさばき、打撃でもシャープなスイングで鋭い打球を放つ。シーズン前に掲げた全試合フルイニング出場達成は目前。残り2試合となり、気持ちは高まるばかりだ。

 「モチベーションはそこです。(打撃)成績もそうだけど、去年からの目標だった。体が万全じゃないときがあったけど、試合に出続けるというこだわりはありました」

 内野の要である遊撃での全試合フルイニング出場は、決して簡単なことではない。過去にチームでは高橋慶彦と野村謙二郎の2人しか達成者がいないことを見ても、それは明らかだ。成し遂げれば3人目の快挙。球団史に名を刻むことに「名誉なこと」と白い歯をこぼした。

 打率・267ながらチーム2位の75四球で、出塁率は・367を誇る。夏場には右ふくらはぎをテーピングで固めて試合に出続けた。腰の違和感で三遊間の打球に対して体が思うように動かなかったこともある。試合に出続けてこそレギュラーという信念が体を突き動かした。

 「本当にすごいと思いますよ。内野手と外野手でのフル出場は違いますから」。尊敬のまなざしを向けるのは、阪神・鳥谷だ。同じ遊撃で、足かけ5年をかけて連続フルイニング出場は667試合を数えた。自身は昨季4月1日・DeNA戦(横浜)から280試合連続フルイニング出場中。「気持ちの浮き沈みがあったし、それはこれからしっかりとやらないといけない」。試合に出続ける中でのメンタル面の課題を見つけた。鳥谷の記録はまだまだ遠い先にあるが、心を磨きつつ、前に進んでいく覚悟だ。

 不動の「1番」として、同学年の菊池と共に内野のリーダーとしてチームをけん引してきた。「変なケガだけはしないようにしたい」。公式戦を終えれば、CSファイナルSが待ち構える。32年ぶりの日本一奪還がチームの次の目標。先頭に立ち、その夢をかなえてみせる。

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