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丸宣言!復活のために“振ルチェンジ”

 広島の丸佳浩外野手(26)が13日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で自主トレを公開し、フルモデルチェンジで今季に挑む決意を語った。昨秋からグリップの位置を高くし、右足を上げる西武・秋山に似た打撃フォームに変更。「柔軟にいく」と大幅な意識改革で、復活のシーズンに懸ける。

 笑顔は一切なかった。3時間の自主トレ公開。言葉と背中に込めたのは復活への覚悟。丸はひたむきに、ひたすらにバットを振った。「ガラッと変えた」新打撃フォームで挑む1年。3年連続の全試合出場と打率、出塁率アップを狙う。

 昨秋から着手した新フォームは「球をつぶしにいく」イメージ。変更点は(1)グリップの位置を高く(2)バットを寝かせる(3)右足を上げる。振り上げるスイングから、振り下ろすイメージに変えたことで変化が生まれた。「意識はない」と言うが、昨季プロ野球記録の216安打を打った西武・秋山を連想させる。

 「広角に打たないと良い結果は出ない。より強く打ちにいけるように。強く打つために足を上げて、足で球をつかまえにいく。グリップを上げたことで、バットは自然と寝てくる」

 昨季の打率は・249と低迷。一昨年の・310を大きく下回った。特に得点圏で・198。「150キロに打ち負けないように。中盤で1球ファウルすれば、だいぶ不利になる。1球で仕留めないと」。巨人・沢村、中日・大野、ヤクルト・小川ら苦手とする速球派への対応策とした。

 意識改革にも踏み切る。「自分は器用な方じゃない」と自己分析。これまでは「崩れないように、型にハメて打たないとブレが出てしまう」と、豊富な練習量で補ってきた。だが昨季は1年間修正できず、柔軟性も必要だと痛感。同級生の菊池らを参考に、崩された後の対応を学んだ。

 「崩されたくないと思っていたが、ワンハンドでも捉えればOK。チーム全体でも三振数が多かった。それを減らしていくのも、打撃向上の大きな課題」

 昨季、リーグワーストだった143三振の減少も誓う。3番・中堅として攻守に不可欠な存在。丸なくして頂点は見えない。「優勝しかない。昨年のような状態なら、試合に出続けることは無理。全試合出場を目指す」。最後まで笑みを見せることなく会見を締めた。2016年はチームリーダーの復活元年だ。

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