堂林「じっとしてられない」休日返上

 「広島春季キャンプ」(23日、沖縄)

 広島の堂林翔太内野手(23)が23日、コザしんきんで休日返上練習を行った。21日の巨人とのオープン戦に「7番・三塁」で出場したが3打数無安打。翌22日のロッテとの練習試合はスタメンから外れた。同戦では代わって出場した美間優槻内野手(20)が2安打。「じっとはしていられなかった」と、定位置奪取へ黙々と汗を流した。

 沖縄の曇り空は、少しずつ晴れ間を見せた。キャンプも終盤に差し掛かった休日の球場。堂林は黙々と汗を流した。オープン戦も始まり、激しくなった三塁の定位置争い。不安や焦り、悔しさを汗で吹き飛ばした。

 「動いておきたかったし、昨日、美間が2本打っているのを見ると、じっとはしていられなかったので」

 21日の巨人戦。「7番・三塁」で出場した堂林は3打数無安打。緒方監督は「スタメンを外す。競争させる」と厳しく話した。代わって22日の練習試合に出場した美間が2安打。代打で出場した堂林は、空振り三振に倒れていた。

 まだ、結果だけにこだわる時期ではない。だが、定位置奪取へ結果が必要なことも事実。“兆し”はある。三振した打席はファウルで4球粘った。最後はフルカウントから、外角のスライダーに空振り。紙一重だった。

 「全くダメだったわけじゃないので。あそこでストレートを捉えていれば、結果も変わっていたと思う」

 直球への対応と、1球で仕留める集中力。修正ポイントは明確だ。この日も反省を踏まえながら、みっちりバットを振った。「結果もそうですけど内容も必要。チャンスでしっかりストレートを、捉えられるようにしたい」と堂林。心はブレない。信念を持って戦う。

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