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九里、家族に贈るウイニングボール

 「中日1-6広島」(29日、ナゴド)

 広島のドラフト2位・九里亜蓮投手(22)=亜大=が、プロ初先発初勝利を挙げた。多彩な変化球と低めへの制球が光り、6回5安打1失点と好投。内野ゴロ13個で、2併殺を含め15個のアウトを奪った。今年の新人一番星で、チームに09年以来5年ぶりの開幕連勝と、12年8月6日以来600日ぶりの貯金2をもたらした。

 九里はウイニングボールを見つめ「親に渡します。迷惑をかけてきたので」と、しみじみ話した。球場では母、大学生でモデル活動も行う妹の聖莉奈さん、祖母・淳子さんの家族と、知り合いら計8人が観戦した。

 九里は中学校に進学後、不良グループに入って生活が荒れた。3年になり更生して野球に打ち込んだ。更生を手伝った淳子さんは「本当にドキドキしています。投げさせてもらえるだけでありがたい。昔の苦労なんて水に流れましたよ」と、笑った。

 小学生の時に両親が離婚し、父のシェックさんは米国で暮らしている。それでも九里は大学時代に父から贈られたネックレスを、この日も身につけ初勝利を挙げた。「親孝行できた」という言葉には重みがあった。

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