巨人・橋上監督代行 3軍電撃視察「自分で見て確認」ノムラの教え 雨中止を有効活用
恵みの雨効果は翌日に生きた。巨人の橋上秀樹監督代行(60)が25日、3軍練習が行われていたジャイアンツ球場を電撃視察した。「もちろん詳細な報告が入ってくるんですけど、そこに選手の表情は入ってこないものですから」。24日の雨天中止を受けて生まれた時間。足は現場に向いた。
午前10時過ぎ、私服姿で登場。打撃練習を行っている吉川の様子を見つめ、練習後には直接言葉を交わした。3軍首脳陣とも積極的に情報交換。約1時間半の電撃視察に「自分が選手だったら、直接話ができる時間があると安心するかなというのもある」と選手ファーストの思いを明かした。
だが、橋上監督代行にとって何も特別なことではない。野村克也監督の下、楽天でヘッドコーチを務めていた際に投げかけられた言葉が今も胸にある。「報告に頼らないで、自分で見て確認してこい」。当時の2軍は山形県野球場がメインとして使われており、仙台から時間を見つけては視察に訪れていたという。
数字だけでは分からない、報告だけでは届かないものがある。選手の表情に宿る小さな変化も拾い、見逃さない。
