12球団セーブ最初の達成者は?【プロ野球記録企画】
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は「12球団セーブ最初の達成者」を取り上げる。
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日本プロ野球にセーブが導入されたのは、74年のことだった。阪神時代の江夏豊はこの年4月10日・広島戦(広島)で、先発・若生智男の後を受け七回から登板。3イニングを9人で抑え、プロ初セーブを挙げた。これが阪神球団の、そしてセ・リーグ投手にとっても史上初セーブとなった。
翌年75年までにセ5球団から計14セーブを稼いだ江夏は、76年に南海(現ソフトバンク)へ移籍する。野村克也選手兼任監督と出会い、リリーフへ本格転向を果たした。先発にこだわった江夏に「球界に革命を起こそう」という殺し文句に折れた江夏は、さっそく77年にパ・リーグ最多の19Sをマークし、結果を残した。むろん南海以外の5チームからセーブを挙げた。
78年に広島に移った江夏は、この年5月13日・阪神戦でセ全6球団からのセーブに成功。79、80年には連続日本一の立役者となるなど、火消し役として新時代を切り開いた。
81年には日本ハムへと移籍。5月19日・南海戦で2イニングを抑え、12球団からのセーブという快挙を成し遂げた。
ところで、広島時代の江夏は古巣・阪神戦に25試合に登板。8セーブを挙げたものの、白星はならず。「12球団から勝利&セーブ」という偉業はならなかった。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…江夏豊
