日本ハム・伊藤 1失点完投「息子が初エスコンだったので」 両リーグトップタイ7勝目で今季初5連勝、最多貯金「3」
「日本ハム4-1DeNA」(9日、エスコンフィールド)
エースの威厳を見せた。最後の打者を空振り三振に仕留めると、日本ハム・伊藤大海投手は軽く右拳を握った。1失点完投で両リーグトップタイの7勝目。「あまり状態もよくなかったけど、何とか試合の中で修正しながら最後まで投げられた」。チームに今季初の5連勝、同最多の貯金3をもたらした。
3日の広島戦では5回3失点で3敗目。打ち取ったと思った当たりが適時打となり、いら立ちをのぞかせていた。広島戦後、伊藤とやりとりしたという新庄剛志監督は「相当悔しかったんでしょうね。今日は最初から最後までめちゃくちゃ丁寧に投げていた」と立て直したエースを評価。前回登板の翌日から始まった連勝に、伊藤も「僕が作ってしまった悪い流れをすぐに断ち切ってくれたチームに感謝したい」と、感謝が口を突いた。
父の威厳も見せた。お立ち台で「息子が初エスコンだったので。何が何でも最後まで投げたいと思っていました」と告白。6カ月になる長男が初観戦した前で、見事に結果を残した。ユニホーム姿のパパのカレンダーから目を離さないというかわいい愛息に好投を届け「何も覚えてないでしょうけど、そういう仕事をしていたのを理解してもらえたらうれしい」と目尻を下げた。
左手首骨折で離脱していた“交流戦男”の水谷も1カ月半ぶりに1軍復帰。反撃態勢は整いつつある。「チームもすごくいい雰囲気。明日も絶対に勝ちます」と伊藤。このまま連勝街道を突っ走る。
