楽天は三木肇監督の続投が決定 石井GMが明言「若い選手を成長させてくれた」「チームをうまく血行よくさせてくれることが大事」

 試合前、三木谷浩史オーナー(右)と話をする三木監督
 最終戦のセレモニーであいさつする三木監督
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 「楽天1-2オリックス」(5日、楽天モバイルパーク)

 楽天は三木肇監督の来季続投が決まった。シーズン最終戦後、石井GMが「来年もまたやっていただく」と明言した。

 今季は5年ぶりに1軍で指揮を執り、3位のオリックスとCS争い。粘り強く戦ったが4位に終わり、4年連続のBクラスとなった。石井GMは「来シーズンの戦い方や今シーズンの戦い方、一緒に振り返る時に、いろんな振り返り方をして監督として来年もお願いしますねという話をしました」と語った。

 石井GMは評価した点に言及。「若い選手を成長させてくれた。宗山は規定打席に立てましたし、黒川は規定打席に立てなかったけど、3割近くまで持ってこれた。中島は1番に据えて、来年以降の飛躍の年にできた。いろんなものがありますけど、様変わりしていくこと、チームをうまく血行良くさせてくれることが大事。来年に向けて期待値の上がる選手起用をしてくれていると思う」と説明した。

 試合後に行われた最終戦セレモニーで、三木監督が挨拶。Aクラス争いを最後まで繰り広げたオリックスファンへ、「悔しい思いでいっぱいでありますが、オリックスさんはこれからまだ戦いが残っています。ぜひ頑張ってください」とエール。また「ファンの皆さまのたくさんの応援、大切さ、ありがたさを痛感しました。イーグルス21年。いろいろな方の力で今がありますが、今後チームが前進するためには皆さまなしでは進みません。これからもよろしくお願いしますという思いを強く込めまして、ごあいさつをさせていただきたいと思います」と感謝の言葉で締めくくった。

 今季は2年目の中島が1番に定着、ルーキー宗山もケガなく1年間1軍を完走。黒川がクリーンアップに入るなど若い力が着実に台頭し、この日先発した荘司も9回を6安打1失点と成長を見せた。また144安打で村林が最多安打のタイトルを獲得するなど、明るい材料も多数あった。

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