巨人・田中将大が6回2失点 阿部監督とのグータッチに笑顔 85球の力投
「巨人-中日」(30日、東京ドーム)
日米通算200勝に王手をかけている巨人・田中将大投手が、6回2失点と好投し、勝利投手の権利を手にした。
初回先頭の中日・岡林に中前打を許したが、細川を中飛、上林はバットを折って二ゴロ、ボスラーも中飛に仕留めて立ち上がりを無失点でしのいだ。
3点の援護を得た直後の二回は三者凡退で試合のリズムをつくった。三回も簡単に2死までこぎつけたが、岡林に一塁内野安打を許すと、続く細川には右中間への2ランを浴び、たちまち1点差に詰め寄られた。
それでも四回を再び三者凡退に仕留めると、五回は1死から岡林に四球を与えたが、前の打席で本塁打を浴びていた細川を三ゴロ併殺に仕留め、勝利投手の権利を手にした。
勝利投手権利を得た後も、阿部監督は田中将の続投を決断。右腕は上林、ボスラー、福永と対決した六回を三者凡退に仕留め、6回4安打2失点。ベンチに戻った後は阿部監督とグータッチを交わし、笑顔を見せていた。





