オリックス・岸田監督が驚いた「おまえ、明日から抑えや」通告 岡田彰布氏から学んだ決断の必要性

 「オリックス3-2楽天」(28日、京セラドーム大阪)

 劇的なサヨナラ勝ちで開幕白星発進。記念すべき監督初勝利をマークしたオリックス・岸田護監督(43)は、選手時代に受けた岡田彰布氏(現阪神オーナー付顧問)の言葉から思い切った決断の必要性を学んだという。

  ◇  ◇

 「飯を食っていけるとは思っていなかったですからね。野球で。だから(履正社高卒業後は)インストラクターになろうと思っていました。スノーボードの」

 自身のプロでの活躍を岸田監督は想像すらしてなかったという。ましてや将来、監督に就くことも。履正社高卒業後は系列の専門学校へ進学してスノーボードのインストラクターの資格を取得する道を考えたほどだった。

 2005年度大学・社会人ドラフト3位でオリックス入団してから19年に現役引退するまで7人の監督の下でプレーした。「大体2、3年に1人のペースで代わっていましたからね。監督が。いろいろな方の影響を受けていると思います」。中でも印象深かった監督との出来事の一つは、10年から12年途中まで指揮を執った岡田彰布氏(現阪神オーナー付顧問)との会話だ。

 「ビックリしましたね。交流戦中だったですね。突然、監督室に呼ばれて、何だろうと思ったんですけど『おまえ、明日から抑えや。ほんまは来年からって思ってたけどな』と。えっ…って感じでした」。チームが交流戦優勝を成し遂げた10年の出来事。シーズン序盤は主に先発だった。適性を見て、時には思い切った決断の必要性を学んだ。

 昨年、中嶋聡前監督が退任する際、リーグ5位に沈んだ理由として指摘したのはチーム内に感じる「慣れ」だった。

 監督後任を打診され、決断した岸田監督に福良GMは「ホテルでね。話しました。『頼むぞ。好きなようにやってくれていいから』と。『慣れ』の部分は選手だけの話ではなくて。それは岸田もチームの中にいて感じていただろうから。そのことはあえて言わなくても分かっているでしょう」。託されたのは3連覇当時、チームに漂っていた緊張感の再生。岸田オリックスの戦いが始まった。(デイリースポーツ・折原良輔)

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