日本ハム エスコンF内野芝削る!新庄流改革で失策減へ 「柔らかい芝」から「硬い土」がミスの一因

 エスコンフィールドの内野の芝生について協議する新庄監督(左)
 エスコンフィールドの内野に張られた天然芝
2枚

 「日本ハム秋季キャンプ」(12日、エスコンフィールド)

 日本ハムの本拠地、エスコンフィールドの内野の芝部分が、改修されることが12日、分かった。新庄剛志監督(51)が11日に要望。一、二塁間、二、三塁間の内野部分の芝生を約1メートル削り、土の部分を拡大する。

 内野のミスが目立った今季、原因は柔らかい芝と硬い土にあった。ゴロを処理する際に、芝部分から土の部分に出た瞬間にボールは加速したり、バウンドが高くなったりした。これが失策の多い一因でもあった。

 球団幹部は「芝→芝→土とバウンドするのでなく、芝→土→土とバウンドした方が処理しやすい」と説明。守備位置前方の土部分を増やすことで、より守りやすくする考えだ。

 この日で打ち上げた秋季キャンプは、11日間中9日間で“ディフェンスデー”を実施し徹底的に守備を鍛えた。新庄監督も「守備力は上がりましたね。打球への1歩目、前に出ることを、体が、筋肉が覚えてくれた。このグラウンドは難しいので」と言う。守備力向上、さらに芝の改善で、今季の12球団ワーストの96失策を改善していく。

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