ドラフト候補の大商大・上田 8回2/3を1失点 16日の大一番へ「自分がいかないとしゃーない」

 「関西六大学野球、大商大6-1大経大」(15日、マイネットスタジアム皇子山)

 2回戦2試合が行われ、大商大が大経大との首位攻防戦に6-1で勝利し、1勝1敗とした。今秋ドラフト候補の上田大河投手(4年・大商大高)が8回2/3を投げ、1失点と好投した。16日に行われる3回戦に勝った方が優勝。龍谷大は大院大に8-5で勝利し、3回戦にもちこんだ。

 阪神を含む8球団のスカウト陣が視察する中、上田が負ければV逸となる一戦で意地を見せた。二回に先制を許し、なおもピンチの場面で雨が強まり約1時間の中断。それでも再開直後にこの日の最速147キロで二ゴロに取り追加点は許さず。「あそこを1点でしのげたのが勝因」と振り返った。勝った方が優勝となる16日の大一番へ「自分がいかないとしゃーない」と気合十分だった。

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