「広島－巨人」（９日、マツダスタジアム）

　４連敗中の巨人は、オコエ瑠偉外野手が移籍後初本塁打となる初球先頭打者弾を放った。

　「１番・左翼」でスタメン起用されたオコエ。相手先発・玉村が投じた初球直球を引っ張ると、高々と舞い上がった打球は左翼席へ吸い込まれた。

　オコエは現役ドラフトで楽天から巨人に移籍。現役ドラフト組１号となり、これがうれしい巨人での初本塁打となった。

　試合前まで打率・２８６だったが、この一打で・３３３まで浮上。オープン戦でアピールして開幕スタメンを勝ち取ったが、新天地で存在感を発揮している。

　オコエは「初球から思い切りスイングしようと思っていました。フェンス直撃かなと思って全力で走っていたけど、入ってくれて本当に良かったです。先制することができて良かったです」とコメントした。