「ＤｅＮＡ－巨人」（４日、横浜スタジアム）

　本拠地開幕戦を迎えたＤｅＮＡは、大がかりな仕掛けの開幕セレモニーを行い、観衆を驚かせた。

　オープニング映像が上映されると、「頂への青き一本道」をテーマとした演出が行われた。グラウンド上には光り輝く巨大な山が出現。その頂点に輝く“一番星”に向かって、ＤｅＮＡの主将・佐野が飛び降りた。

　燦然と輝く山の頂点に向かって、佐野も「ファンの皆さんのために飛びます」と一本道を華麗にスライディング。全長１５０メートルの大がかりな仕掛けに、球場全体も大きく盛り上がった。

　球団広報によると、現役選手がこのようなイベントで飛び降りるのは球界初の試みだという。企画担当者は「今年のスローガンが『横浜頂戦』。頂への戦いということで、頂を越えてその先にある優勝をつかみとることを体現するセレモニー」と説明。「山の頂へ、フライングも一本道になるので、それを越えていこうという意図です」と続けた。